関与しながらの観察

サリヴァンが記述している以外で、関与しながらの観察について記したものは本当に少ないです。 特に実践として役立つものは皆無と言って良いでしょう。 標語のように示している方はおられますが、あまり実践的ではないですね。 唯一(…

公認心理師 2018追加-140

20歳男性A、大学生の事例です。 最近、気分が落ち込むことがあり、学生相談室を訪れた。 以下にAと公認心理師Bとの対話の一部を示す。 B:一番気持ちが動揺するのは、どんなときですか。 A:成績が悪かったときや女の子にふら…

公認心理師 2018追加-151

30歳の男性Aの事例です。 事例の内容は以下の通りです。 Aは公認心理師Bによるカウンセリングを半年ほど受けていた。 生活面での問題の改善がみられ、A自身も変化に実感を覚えていた。 そのためBが、そろそろカウンセリングを…

公認心理師 2018追加-89

トークンエコノミー法について、正しいものを1つ選ぶ問題です。 オペラント条件づけは、1つの行動を、先行条件-行動-結果(三項随伴性)で捉え、特定の行動に対して当人にとって望ましい結果(好子、強化子)や望ましくない結果(嫌…

公認心理師 2018追加-92

認知行動療法に影響を与えた人物と理論又は技法との組合せとして、正しいものを1つ選ぶ問題です。 オーソドックスな問題形式ではありますが、それなりの知識量が求められるタイプの問題です。 「正しいもの」を選択するわけですから、…

公認心理師 2018追加-121

クライエントとカウンセラーの作業同盟に問題があると疑われたときのカウンセラーの対処として、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 まずは作業同盟という概念について、しっかりと理解しておくことが大切です。 治療構造、治療契約、…

公認心理師 2018追加-37

認知症のケアに用いる技法として、不適切なものを1つ選ぶ問題です。 こちらは有斐閣から出ている「臨床心理学 (New Liberal Arts Selection) 」に概ね記載がありました。 このシリーズはいろいろ載って…

公認心理師 2018追加-53

精神力動療法について、適切なものを2つ選ぶ問題です。 力動的精神療法については「精神力動療法」という名称で統一される可能性が出ましたね。 公認心理士資格試験で精神力動療法が出たのはこれが初めてだと思います。 解答のポイン…

公認心理師 2018追加-14

「関与しながらの観察」について、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 「関与しながらの観察」については、公認心理師2018-44でも出題されていますね。 しっかりと過去問をやっておけば解けるタイプの問題でした。 試験勉強で…