公認心理師 2019-138

問138は障害を負ったクライエントに対する優先度が高い対応を選択する問題です。 一般常識として判断可能であるという意見もあるでしょうけど、専門家の試験ですから臨床心理学の見地から解いていきましょうね。 問138 25歳の…

公認心理師 2019-131

問131は公衆衛生における二次予防の取組を選択する問題です。 一次予防・二次予防・三次予防は比較的わかりやすい概念なので、間違いなく押さえておきましょう。 問131 二次予防の取組として、適切なものを2つ選べ。 ①がん検…

公認心理師 2019-95

問95は自殺予防に関する問題です。 臨床心理学(というよりも心理臨床の世界)で古くから言われていることも含んだ問題になっています。 問95 自殺予防に対する公認心理師の対応や判断として、最も適切なものを1つ選べ。 ①自殺…

公認心理師 2019-32

問32は日本の保険診療制度に関しての設問です。 恐らくは誰もが利用したことがある制度ですが、意外とお金の動きについては理解していないかもしれませんね。 これを機会に把握しておきましょう。 問32 我が国の保険診療の制度に…

公認心理師 2019-62

問62は臨死の体験をした人の心理状態を理解した上で、その対応を問う内容になっています。 どうやってこのクライエントの心理状態を描き出すか、ということが大変でした。 そもそも「どんなに言葉を尽くそうが描き出せない世界にクラ…

公認心理師 2019-51

問51は緩和ケアにまつわる概念の理解を問うています。 緩和ケアの問題は繰り返し出題されていますね。 問51 緩和ケアにおける家族との関わりについて、正しいものを2つ選べ。 ①グリーフケアは家族には行わない。 ②リビングウ…

公認心理師 2019-31

問31はアヘンが結合するオピオイド受容体に親和性を有する物質=オピオイドに関する内容です。 主に鎮痛を目的として処方されるものですね。 問31 オピオイドの副作用として頻度が高いものを1つ選べ。 ①下痢 ②疼痛 ③流涎 …

公認心理師 2019-64

問64は身体的・精神的問題が見られない高齢者の「眠れない」という訴えへの助言に関する問題です。 この辺は治療という枠組みではなく、養生という捉え方をしつつ関わることが大切になります。 カウンセラーにとって養生という捉え方…

公認心理師 2019-65

問65はそこまで状態の悪くないひきこもり事例、その家族への支援に関する内容です。ひきこもりにも様々な状態像がありますから、それに沿った対応が重要になります。 一応「こういう状態のときには、こういう対応が良いだろう」という…

デブリーフィングに関して

2018年度に行われた2度の試験問題を見てみると、デブリーフィングがPTSD支援において否定的な影響があるという知見について繰り返し出題されています。 ただ全く効果がないものが一時的にとは言え、治療法として広まることはあ…