ロールシャッハ・テスト:第1回 歴史および基本的理解
ロールシャッハ・テストは、今回の公認心理師試験には出題されていませんでした。 ですが、今後もずっと出ないとは到底考えられない領域です。 少なくとも臨床心理士試験では、毎年1問は出ていたと思います。 これから数回にわたって…
ロールシャッハ・テストは、今回の公認心理師試験には出題されていませんでした。 ですが、今後もずっと出ないとは到底考えられない領域です。 少なくとも臨床心理士試験では、毎年1問は出ていたと思います。 これから数回にわたって…
ブループリントには「半構造化面接」だけが示されています。 ですが、その他の面接構造も把握しておきましょう。 面接構造は大きく以下の3つに分類されます。 構造化面接: あらかじめ設定された仮説に沿って、事前に質問すべき項目…
査定領域に示されている「ケース・フォーミュレーション」についてです。 問題を細やかに把握し、それを理解できる形にし、どこから手を付けることが適切かということについては、古くから様々な領域で行われてきました。 それをクライ…
YG性格検査は臨床場面で使われることは少ない検査です。 しかし、試験問題では何回か出ています。 しっかりと押さえておきましょう。 基本情報 YG性格検査は、南カリフォルニア大学Guilford教授が考案したギルフォード性…
MMPIは医療機関で頻繁に使われる検査です。 と言っても、どの検査を好んで使うかは地域性やその病院の特徴、勤務している心理師の好みなども反映されるので、一概にはできませんが。 ですが、見ることができる事項の多さ、保険点数…
初回面接については、語るほどに長くなります。 今回は大枠の大切なこと、過去問で問われていることなどを踏まえて解説を行っていきます。 こちらもブループリントに出題されていますね。 初回面接で行うこと インテーク面接では、ク…
ブループリントの項目について解説していくシリーズです。 (シリーズ名をつけると抜け出せなくなるから、以降は言いません) 「心理状態の観察及び結果の分析」に「機能分析」という用語があります。 こちらについて簡単に説明してい…
タイトルの臨床的妥当性と内的整合性という組み合わせで、MMPIとYG性格検査を思い浮かべられることが大切です。 実はこの組み合わせ、臨床心理士資格試験で何度も問われているだけでなく、公認心理師試験でも出題されています。 …
KABC-Ⅱについて、正しいものを1つ選ぶ問題です。 K-ABCの中身というよりも、その理論的背景をしっかりと押せえているかを問うた内容になっています。 単に「検査を取り慣れている」だけでは全ては解けないようになっている…
4歳の男児A、幼稚園児の事例です。 事例の内容は以下の通りです。 2歳頃、単語が話せない、他児への興味を示さない及び視線が合いにくいという症状のため受診したがその後通院はしていない。 数字が大好きで数字用のノートを持ち歩…