臨床心理士 風景構成法:H13-33B
平成13年問題33は描画法検査に関する問題です。 ここでは風景構成法に特化して解説していきましょう。 B.風景構成法では、標準的には枠を印刷された画用紙を用いる。 こちらは明らかに誤りですね。 風景構成法では… クライエ…
平成13年問題33は描画法検査に関する問題です。 ここでは風景構成法に特化して解説していきましょう。 B.風景構成法では、標準的には枠を印刷された画用紙を用いる。 こちらは明らかに誤りですね。 風景構成法では… クライエ…
エクスナー法の解釈を問う内容の3つ目ですね。 感情の側面に関する解釈を問うています。 さくさく解いていきましょう。 A.女性への攻撃的な感情を抱いている。 「女性への攻撃的な感情」の判断は、エクスナー法においては明確に判…
エクスナー法の解釈を問うた内容の2つ目です。 今回は「思考の側面を推測した」ということですね。 詳しい記号の解釈等を交えつつ、解説していきます。 A.現実検討力が歪んでいて、物事を客観的に判断できない。 エクスナー法にお…
こちらは臨床心理士資格試験全問題を通して唯一のエクスナー法による解釈を問う問題となってます(正確には平成15年の問題46~問題49が、ですね)。 この問題以降はエクスナー法独自の問題は出題されていないので(片口法とエクス…
平成5年問題36は丸々ロールシャッハの問題ですね。 各選択肢について根拠を示しつつ解いていきましょう。 慣れればそれほど難しい問題ではありません。 A.F+%とA%は、知的機能を表す指標である。 「知的機能」という言葉で…
こちらは選択肢eがロールシャッハに関する内容となっていますね。 「ロールシャッハ・テストの第Ⅴ図版で、「全体でこうもりが飛んでいる」という反応は、P反応である」という内容です。 片口法での平均数は少なくとも4で、一般には…
本問は示された組み合わせのすべてが「投影法」である選択肢を選択する問題です。 ロールシャッハが選択肢に組み込まれているのはa/b/dとなります。 投影法という名称は、フランク(1939)の論文に由来するとされています。 …
検査については、いったんこれで終わりになります。 書き出してみると少ないですが、実際に問題形式で出されると戸惑いがちです。 やはり問題形式で力をつけていくことが、試験対策では大切な気がします。 内田クレペリンは今回の公認…
投影法のうち、描画法を中心にまとめていきます。 ちなみに「投影法」と「投映法」の両方の表記があり、どちらも正しいとされています。 「こころ」に心理検査という光をもってスクリーンに「映し」、そこに現われた「影」を分析するこ…
公認心理師試験ではMMPIが出ましたね。 臨床心理士資格試験では、YGとMMPIは比較されながら出題されることがあります。 それはYGが「内的整合性」によって質問項目の信頼性を高めているのに対し、MMPIは「臨床的妥当性…