公認心理師 2019-69

問69は見立てを行ったうえで、その見立てに沿った検査を選択する問題です。 まずは事例の状態をどのように見立てるかですね。 問69 17歳の男子A、高校2年生。Aは、無遅刻無欠席で、いつもきちんとした身なりをしており真面目…

公認心理師 2019-23

問23は日本語をほぼ話せない人に対する成人の知能検査を選択する問題です。 ポイントは2点です。 「日本語をほぼ話せない」と「成人の知能検査」ですね。 問23 日本語を母語としない成人の知能検査として、最も適切なものを1つ…

公認心理師 2019-63

問63はインテーク場面において相談内容を聞き始めるときの作法に関する問題です。 クライエント側に立って考えてみればわかりやすいのかなと思います。 問63 32歳の女性。民間のカウンセリングセンターに電話で申し込んだ上で、…

NEO-PI-R

今日はNEO-PI-Rについてです。 2018年度公認心理師試験では、本試験で選択肢の1つとして、追加試験では1問丸々使って出題されていました。 特性論と絡めた概念なので、これを出題することで幅広い知識・理解を問うことが…

TAT、PFスタディ、SCT、ソンディテスト

今回は描画以外の投影法についてまとめていきます。 記載してあるのは全て臨床心理士資格試験で出た内容です。 これに公認心理師試験で出た箇所を赤字にして見やすくしました。 TATについては、2018-115がまるまるTATの…

MAS、STAI、CMI、その他

質問紙法についてまとめて解説します。 まずは臨床心理士資格試験において正誤判断を求められたポイントを挙げていきます。 その上で、公認心理師試験に向けたところを赤字にしていきましょう。 公認心理師試験での出題は以下の通りで…

長谷川式認知症スケール(HDS-R)

長谷川式は簡易的に行える認知症スケールですが、その簡便さからわざわざ覚えなくても大丈夫かなと高をくくっていました。 しかし、意外と聞かれると戸惑うこともあるなぁと今更ながらに思います。 何度も繰り返し、覚えるようにしまし…

ロールシャッハ・テスト:第3回 反応領域

第3回は反応領域についてです。 ここから本格的なスコアやその解釈に入っていきましょう。 まずロールシャッハの解釈は以下を基盤に行われていきます。 どこを見たのか?=反応領域:全体・普通部分・特殊部分・空白発達的な視点、継…