公認心理師 2018-81

実験手続きにおける研究倫理上の行為に関する問題です。 「研究の目的を偽って実験を行い、実験の終了時に本来の目的を説明することによって、実験の参加者に生じた疑念やストレスを取り除く」ことを何と呼ぶかを問う設問でした。 こち…

公認心理師 2018-41

重回帰分析で算出される重相関係数の説明を選ぶ設問です。 何となく覚えているだけだと間違えてしまいそうな問題になっています。 普段から重回帰分析に馴染みのある人にとってはボーナス問題だったかもしれないですね。 (私にとって…

公認心理師 2018-136

実験デザインに関する問題です。 設問の内容から実験計画の問題点を適切に導けるかが重要になります。 解答のポイント 設問の実験計画は以下の2点がクリアされる必要があると思われます。 実験の参加申込順によって生じる剰余変数の…

信頼性と妥当性

臨床心理士資格試験では頻出の「信頼性」「妥当性」ですが、ブループリントにはその項目の記載はありません。 しかし、やはり押さえておくべきポイントだと思うので、まとめておきます。 【信頼性と妥当性の関係】 臨床心理士の過去問…

第一種の過誤と第二種の過誤

仮説検定の領域でごっちゃになりやすいのが、第一種の過誤と第二種の過誤だと思います。 きちんと弁別しておくことが大切ですね。 ◎第一種の過誤とは… 「TypeⅠError」や「偽陽性」等とも呼ばれる。 帰無仮説が実際には正…

研究における「要求特性」と「ディセプション」

研究の中で大切な用語である要求特性とディセプションについて押さえておきましょう。 【要求特性】 研究を行う際、被験者が実験者の望む姿になろうとすることを「要求特性」と言います。 実験者から色んな「こうあってほしい」という…