2018年12月18日 公認心理師 2018-129 心身症について、正しいものを2つ選ぶ問題です。 心身症の治療は、その示している病態によって適宜選択されるべきです。 私個人が重要だと思うのは「示している症状を「その人自身」だと思って関わっていくこと」です。 明らかな心理…
2018年12月8日 公認心理師 2018-153 28歳の女性A、会社員の事例です。 事例の内容は以下の通りです。 3か月前に夜遅く一人で歩いていたところ、強制性交罪(強姦)の被害に遭った。 その後、気がつくと事件のことを考えていたり、いらいらしてささいなことで怒るよう…
2018年11月25日 公認心理師 2018-141 学生相談室に来室した21歳男性大学生の事例です。 「学生相談室の公認心理師が最初に行う助言」として、最も適切なものを選ぶ問題ですね。 事例の情報は以下のとおりです。 以前から緊張すると下痢をすることがあった。 就職活動の…
2018年11月21日 公認心理師 2018-103 統合失調症の特徴的な症状として、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 一般に精神症状というものは、ある特定の障害にのみ生じるということは少ないです。 ただし、生じやすい・生じにくい、というのはあるので、その辺はしっかりと押…
2018年11月21日 公認心理師 2018-101 神経性無食欲症について、正しいものを1つ選ぶ問題です。 私自身は、接触障害者の治療において下坂幸三先生のご著書から得るものが多かったです。 本解説でも、下坂先生の知見を引きながら行っています。 主な書籍については以下の通…
2018年11月16日 公認心理師 2018-104 副作用としてアカシジアを最も発現しやすい薬剤について、正しいものを1つ選ぶ問題です。 精神科薬剤の問題は以前も出ていましたね(問55)。 また、以前の記事にもちょっと書いております。 解答のポイント 向精神病薬の基本的な…
2018年11月13日 公認心理師 2018-97 知的障害について、正しいものを1つ選ぶ問題です。 主に診断基準を中心とした問題ですが、DSMの改定内容を把握していることが求められています。 また、療育手帳のことを把握していることも重要です。 療育手帳については問45で…
2018年10月2日 公認心理師 2018-48 ICD-10の病的窃盗の診断基準及びDSM-5の窃盗症の診断基準に関する設問です。 いずれにも含まれないものとしていますね。 クレプトマニア、という表現をときどき耳にするようになりましたね。 単純に診断基準を問うている問…
2018年10月2日 公認心理師 2018-55 向精神薬とその副作用の組合せで、正しいものを2つ選ぶ設問です。 医療系に携わっておられる方なら問題ないのかな、と思います。 主に「臨床精神薬理ハンドブック 第2版」を参考にしつつ、解説を作成しております。 解答のポイント…
2018年10月2日 公認心理師 2018-35 ICD-10の解離性(転換性)障害に関する問題です。 しかし、選択肢の内容は驚くほどICDに沿っていないように思えます(一般的なICDと、ケースブックしか見ておらず、研究用診断基準はチェックしていませんが…)。 ICDに…