公認心理師 2018-26
パニック障害に最も伴いやすい症状を選択する問題です。 「最も伴いやすい」なので、伴うことがあってもその頻度が少なければ誤答になる可能性がある問題ですね。 解答のポイント パニック障害の診断基準を把握していること。 各症状…
パニック障害に最も伴いやすい症状を選択する問題です。 「最も伴いやすい」なので、伴うことがあってもその頻度が少なければ誤答になる可能性がある問題ですね。 解答のポイント パニック障害の診断基準を把握していること。 各症状…
パーキンソン症状が出現しやすい疾患を問う問題です。 主に認知症の症状理解ということになるかと思います。 アルツハイマー病やパーキンソン病は「神経変性疾患」と呼ばれ、神経細胞の中で特定の神経細胞群が選択的に徐々に脱落し、認…
せん妄の発症リスク因子でないものを選ぶ問題です。 どういったことによってせん妄が生じやすいかを問われています。 主にこちらを参考に解説を作成しました。 解答のポイント せん妄の症状、出現しやすい状況や背景を理解しているこ…
パニック症に関する設問が昨年度の臨床心理士試験に出てました。 DSM-5に関する設問ということでしたが、中身としてはそれ以外についても問われていました。 以下のようにまとめます。 診断基準 A:繰り返される予期しないパニ…
統合失調症におけるドーパミン仮説は、基本的なところを押さえておきたいですね。 神経伝達物質であるドーパミンは、快情動に関与し、報酬効果を持つとされています。 抗精神病薬は、中脳辺縁系にあるドーパミン受容体とドーパミン結合…
以前、食行動障害および摂食障害群について記載しましたが、DSM-5になり重症度をBMIで判定するようになりました。 期待される体重の85%以下という基準を撤廃し、以下のように重症度を分類しています。 軽 度:BMI≧1…
薬の知識については、得意不得意が分かれるところかなと思います。 ここでは、精神科で使用される薬剤について簡単にまとめていきます。 病理別に、薬剤名と主な副作用を示します。 書き方としては「一般名(主な商品名):副作用」と…
妄想に関する問題は、各予備校などがやっている模擬試験などで散見しますね。 それらの模擬試験で出た内容を中心に、まとめていきます。 【妄想とは】 妄想は、その文化において共有されない誤った確信であり、論理的な説明で修正不能…
臨床心理士の過去問をチェックしていてよくあるのが、自己愛性パーソナリティ障害の診断基準を選ぶ際に、演技性や境界性の診断基準を混ぜ込んでいるパターンです。 同じB群ということで間違えやすいのかもしれないですね。 【自己愛性…
DSMの変更がそれほど多くない疾患についてまとめました。 【統合失調症】 ◎カテゴリー名変更 「統合失調症および他の精神病性障害」から「統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群」へ。 ※統合失調型パーソナリティ…