ロールシャッハ・テスト:第1回 歴史および基本的理解
ロールシャッハ・テストは、今回の公認心理師試験には出題されていませんでした。 ですが、今後もずっと出ないとは到底考えられない領域です。 少なくとも臨床心理士試験では、毎年1問は出ていたと思います。 これから数回にわたって…
ロールシャッハ・テストは、今回の公認心理師試験には出題されていませんでした。 ですが、今後もずっと出ないとは到底考えられない領域です。 少なくとも臨床心理士試験では、毎年1問は出ていたと思います。 これから数回にわたって…
臨床心理学の基礎理念として、科学者-実践家モデル、BPSモデルなどがブループリントに挙げられています。 これらについて簡単に述べていきましょう。 これらについてはまだ出題されていないので、どのような形で問題となるのかまだ…
とある友人夫婦の話です。 奥さんの方が知り合いだったので、その話からの連想を。 夫は母親(妻からすれば義母)と折り合いが悪い。 妻にとっては義母は悪い人ではないが、おせっかいのきらいがある。 義母の行動で困るのは作った惣…
精神症状については、まず間違いなく診断基準を押さえておくことが重要です。 ブループリントにはICD-10の記載が中心でしたが、蓋を開けてみればDSM-5に関することも同じかそれ以上問われていました。 ここではDSM-5を…
さいきんの出来事。 全員(30代前半)が資格(臨床心理士とか公認心理師とか)をもって心理支援をしている人たちの話です。 彼らの仲間が結婚するということで、彼らは一人ひとりがボードに文字を書き、それをつなげて一つのメッセー…
子どもの個人情報というと、名前、年齢(学年)、家族構成、趣味などが連想されるかなと思います(相談内容は当然として)。 ですが、子どもの視点からすれば、もっと細やかな個人情報というのもあります。 代表的なものとして、してい…
防衛機制については公認心理師資格試験でほとんど出ていませんが(攻撃者への同一化は出ましたね)、しっかりと押さえておきたい概念です。 私は好き嫌いに関わらず、精神分析理論は心理支援にあたる全ての人が学ぶべきと考えています。…
臨床心理士資格試験では精神分析系の概念が多く出題されています。 今回の公認心理師ではほとんど出ていませんでしたね。 ですが、今後のことを踏まえると、やはり押さえておいた方が良いでしょう。 今回は特に精神分析から派生した各…
箱庭療法および遊戯療法は、今回の公認心理師試験には全く出ていません。 これだけ日本で広がっているわけですから、出てもいいもんなのにな、というのが正直なところです。 今回は臨床心理士資格試験に出た内容を中心にまとめておきま…
家族療法については幅広いのですが、各学派について簡単に解説していきます。 技法も多いのですが、それは軽く触れる程度にしておきます。 第1世代の家族療法 家族療法の起こりの特徴として、同時多発的に各地で家族を対象としたアプ…