公認心理師 2018-121

C.R.Rogersによるクライエント中心療法における共感的理解について、誤っているものを1つ選ぶ問題です。 心理療法の各論の一つとしてクライエント中心療法が出題されましたね。 APAの調査などでは、認知行動系の心理療法…

公認心理師 2018-114

フォーカシング指向心理療法の基本的な考え方や技法について、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 この「基本的な考え方や技法」についてを前提としつつ解いていくことが重要です。 心理療法では、それぞれの学派でクロスオーバーして…

公認心理師 2018-102

軽症うつ病エピソードに対する初期の短期間の心理療法として、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 軽症うつ病エピソードとは、ICD-10(F32.0)に診断ガイドラインが示されております。 抑うつ気分、興味と喜びの喪失、およ…

公認心理師 2018-80

認知療法で用いられる手法として、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 認知療法に関する基本的な問題で、比較的解きやすかったのではないかと思われます。 心理療法の概念の中には、単純に「技法」「方法」と呼んでしまってはいけない…

公認心理師 2018-50

認知行動療法に関して正しい選択肢を選ぶ問題です。 まずは行動療法の理論モデルについて理解しておきましょう。 新行動SR仲介理論モデル(Wolpe、Eysenck):系統的脱感作(逆制止、不安階層表、漸進的弛緩法)、エクス…

公認心理師 2018-40

アウトリーチ(訪問支援)で行う家族へのケアにおいて、特に初期に活用できる概念を選択する設問です。 選択肢の内容が多領域にわたっており、各概念がどのような場面で用いられるかについて理解している必要があります。 難易度が高い…

公認心理師 2018-44

サリヴァンの「関与しながらの観察」概念についての設問です。 日本には中井久夫先生のおかげで、非常に優れた日本語でサリヴァンを読める幸せがあります。 そこからの引用を中心に解説していきましょう。 解説のポイント サリヴァン…

公認心理師 2018-4

森田療法の問題ですね。 意外と日本の心理療法について出たので嬉しいやら、解く側としては困ったものやらです。 解答のポイント 森田療法の成り立ちや基本的な方法を知っていること。 森田療法の重要概念とその意味を理解しているこ…

Lambertのパイ(セラピーの効果要因)

Mick Cooperの訳書が出版されておりますが、その中に「ランバートのパイ」が載っています。 一時期、村山正治先生がこちらの書籍を熱心に紹介されていました。 ランバートは、セラピーに存在する共通要因をメタ分析によって…