公認心理師 2019-104

問104は職場のメンタルヘルスに関する問題です。 「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に基づいた問題となっておりますので、こちらの指針の内容を引用しつつ解説を述べていきましょう。 問104 労働者の心の健康の保持増…

公認心理師 2019-112

問112は心理療法の有効性を研究する際の留意点に関する問題です。 「心理療法の有効性」としてはありますが、実際には研究における基本的な事項を問うているにすぎませんので惑わされないようにしたいですね。 問112 心理療法の…

公認心理師 2019-139

問139は事例の内容から見立てのために必要な情報を見極め、それに適する検査を選択する問題です。 見立て+検査内容の把握というセット問題は、公認心理師試験ではよく出題されますね。 問139 74歳の女性。単身生活で、就労は…

公認心理師 2019-136

問136は実験状況から適切な統計手法を選択する問題です。 ややこしい言葉が入っていますが、実はあまり正誤判断には関係がありません。 大切なのは「要因と水準」「対応の有無」に関する理解です。 とは言え、細かい用語も理解して…

公認心理師 2019-137

問137は事例で生じていることが、社会心理学のいずれの概念に該当するかを選択する問題です。 初出の効果も多いのですが、正答の選択肢の内容は過去問で出ていたので、比較的解きやすい問題だったと言えるでしょう。 問137 18…

公認心理師 2019-125

問125は医師からアセスメント依頼があった際の、報告の留意点に関する問題です。 アセスメント報告書を作成する上での基本的なことが問われている内容になっていますね。 問125 病院において、公認心理師が医師から心理検査を含…

公認心理師 2019-138

問138は障害を負ったクライエントに対する優先度が高い対応を選択する問題です。 一般常識として判断可能であるという意見もあるでしょうけど、専門家の試験ですから臨床心理学の見地から解いていきましょうね。 問138 25歳の…

公認心理師 2019-143

問143は虐待種別を選択する問題です。 事例の内容を読んで、どの虐待に該当するかを判断する必要があります。 各虐待の内容については、厚生労働省のページや「子ども虐待対応の手引き」に詳しいです。 問143 13歳の男子A、…

公認心理師 2019-121

問121はスーパービジョンに関する問題です。 2018-46と2018追加-3で出題がありますね。 過去問の内容で解ける選択肢もあります。 問121 公認心理師に求められるスーパービジョンについて、最も適切なものを1つ選…

公認心理師 2019-120

問120はカウンセラーが心理支援を続行できないときの対応に関する問題です。 クライエントとどのように別れるかは、クライエントとどのように出会うのか、というテーマと表裏一体です(河合隼雄先生の最後の講演が「初回面接について…