マークシートのコツ(邪道なものを含む)

臨床心理士資格試験を20数年分解き続けて、いくつか気が付いたことがあるので書いていきます。 あまりアテにはしないでくださいね。 「~なこともある」「~という考え方もある」「~という場合がある」という文末の場合は、たいてい…

悲嘆の反応:うつ病との比較も含めて

悲嘆についてはブループリントの「人体の構造と機能及び疾病」「心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助)」「発達」の3領域にわたって記載があります。 (悲嘆とかグリーフなどの用語で) うつ病との鑑別も問題になりやすそ…

WISC-Ⅳのまとめ:CHC理論と併せて

代表的な知能検査であるウェクスラー式についてまとめていきます。 ここではまずWISCをやっつけていきましょう。 臨床心理士資格試験で出たポイント、公認心理師で問われるかも…と感じるところを中心にしつつ、プラスで臨床実践で…

身体の疾患:生活習慣病、脳血管疾患、肝硬変

ここでは生活習慣病、脳血管疾患、肝硬変についてまとめていきます。 日常的に聞く言葉ですが、詳細についてはあまり理解していないことも多いなと思います。 【生活習慣病】 生活習慣病とは、生活習慣が発症要因に深く関与している疾…

臨床倫理4分割法

コムニタスの模擬試験をやっていて聞き覚えのない用語がありました。 症例を広い視野から具体的に眺められ、多職種で議論する枠組みとしても有用とされている「臨床倫理4分割法」についてまとめていきたいと思います。 【臨床倫理4分…

合理的配慮のまとめ

各省庁の障害者法定雇用の問題が出ていますね。 数字目標だけが独り歩きしているような状況なのかもしれないですね。 さて、タイトルにもありますが合理的配慮についてです。 いくつかの法律に渡っているのでわかりにくいところがあり…

身体の器官の構造と機能

公認心理師試験の中で、臨床心理士にとって馴染みのない項目の一つが「人体の構造と機能及び疾病」ではないでしょうか。 個人的にもどう対処して良いものやら、という感じでしたので色々調べてみました。 この項目、精神保健福祉士・社…

適正処遇交互作用:ATI

ブループリントにおける初見概念の一つである「適正処遇交互作用」についてまとめていきます。 こういう概念があることを、恥ずかしながら知りませんでした。 Aptitude Treatment Interactionで、ATI…

特性論

特性論についてまとめていきます。 類型論と異なるのが、一つの流れとして捉えやすいところでしょうか。 【オルポートの特性論】 特性論の代表的研究者はオルポートです。 彼の特性論を時系列に学ぶときに押さえておかねばならないの…