身体の器官の構造と機能

公認心理師試験の中で、臨床心理士にとって馴染みのない項目の一つが「人体の構造と機能及び疾病」ではないでしょうか。

個人的にもどう対処して良いものやら、という感じでしたので色々調べてみました。
この項目、精神保健福祉士・社会福祉士の試験項目として備わっているようです。
そこで過去問をざっと見直して、ポイントらしきところをまとめてみました。

◎血液

  • 血液は血漿(けっしょう:約55%)と血球(訳45%)から組成されている。
  • ヘモグロビンは血液中の赤血球に含まれ、酸素の運搬に関わる。
  • 赤血球数、ヘモグロビンの濃度は、貧血の指標として重要である。

◎呼吸器

  • 横隔膜が吸気時に収縮すると、胸膜腔の内圧が低下するため肺が膨らむ。
  • 横隔膜の収縮によって行われる呼吸を腹式呼吸、肋間筋の収縮によって行われる呼吸を胸式呼吸という。
  • 呼吸は、外気から酸素を取り込み、二酸化炭素を血液中から体外に排出する「外呼吸」と、身体の末梢組織で酸素と二酸化炭素とのガス交換を行う「内呼吸」から成る。
  • 右肺は3つの肺葉から、左肺は2つの肺葉から成る。

◎循環器

  • 右心房と右心室の間の弁は三尖弁という。
  • 左房室弁は僧房弁と呼ばれる。
  • 上大動脈と下大静脈は右心房に開口する。
  • 動脈は心臓から出ていく血液を通す血管、静脈は心臓に血液を戻す欠陥である。
  • 動脈血は酸素が多く二酸化炭素が少ない血液であり、静脈血は二酸化炭素が多く酸素が少ない血液である。
  • 肺静脈は肺でガス交換後の血液である、動脈血が流れる。
  • 頚動脈は体表から触知可能である。

◎消化器

  • 気管は食道の前方に位置する。
    (よく救急救命の場面で、ボールペンを喉に刺して呼吸をできるようにしています。あれは気管の方が前方に無いと無理ですよね)
  • 咽頭には蓋があり、食べ物や飲み物を飲みこむ(嚥下)ときには反射的に閉じて、気道に物が入る(誤嚥)のを防いでいる。
  • 大腸は盲腸、結腸、直腸に分かれており、小腸は空腸と回腸に分けられる。
  • 吐血とは、食道から口腔を通じて血液を排出することであり、喀血とは肺や気管支を出血源とするものである。

◎神経系

  • 脳死とは、脳幹(延髄、橋、中脳、間脳を合わせた脳の部位)を含めた脳全ての機能が不可逆的に回復不能な段階まで低下し、回復不能と診断された状態である。
  • 脳死と判定されるのは、①深昏睡、②瞳孔が固定し、瞳孔径が左右とも4mm以上であること、③脳幹反射の消失、④平坦脳波、⑤自発呼吸の消失、のいずれもが確認された状態である。
  • 単麻痺とは一肢の麻痺、対麻痺とは両下肢の麻痺、片麻痺とは身体の半身の麻痺、四肢麻痺とは両上下肢の麻痺を指す。片麻痺は、脳梗塞や脳出血などの後遺症として起こる頻度が高い。

◎筋・骨格

  • 筋組織は、骨格筋、心筋、平滑筋の3種類に分けられる。
  • 骨格筋は運動神経の支配を受け、随意に収縮・弛緩が可能である。
  • 心筋と平滑筋は、運動神経との結合がないため、随意に動かすことができない。
  • 椎骨は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎3~5個に分けられる。
  • 声帯の障害は、発生に障害をきたす。

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