公認心理師 2019-137

問137は事例で生じていることが、社会心理学のいずれの概念に該当するかを選択する問題です。 初出の効果も多いのですが、正答の選択肢の内容は過去問で出ていたので、比較的解きやすい問題だったと言えるでしょう。 問137 18…

公認心理師 2019-114

問114は採用面接場面の面接者心理に関する問題です。 確信をもって解くには「面接者の陥りやすい心理」というところを認識しつつ解くことです。 もっと言えば、「採用面接場面で生じ得る心理現象」ではなく「採用面接場面で面接者が…

公認心理師 2019-13

問13は社会心理学の概念に関する設問です。 もっと踏み込んだ問題が2018追加-85にて出題されています。 こちらを踏まえた概念解説も作成してありますのでご参照ください。 問13 多くの人がいると、一人のときにするはずの…

対人魅力

人がどのような他者を好きになるのか、このテーマについては社会心理学の対人魅力研究でいくつかの知見が出ています。 それを挙げていきましょう。 他者との関係については、友人関係、異性関係、仕事上の関係などさまざまですが、こう…

異文化適応など

異文化適応についてです。 Uカーブ仮説、Wカーブ仮説は臨床心理士資格試験で出題されたことがあるので、書いておきました。 異文化適応 ある文化的環境で成長した個人が、何らかの理由、例えば移民、亡命、留学など、により別の文化…

文化的自己観など

社会心理学の文化的自己観に関して述べていきます。 臨床実践でも文化についてきちんと把握しておくことは大事だと思います。 特に田舎だと、家同士の力関係が子ども同士の力関係とイコールになることも多いですし。 文化的自己観 「…

公認心理師 2018追加-84

感情と認知の関係について、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 こちらの問題は気分一致効果に関する内容になっています。 気分一致効果については有斐閣の「社会心理学」にしっかりと載っていましたので、ご参照ください(こちら、増…

公認心理師 2018追加-85

B.LatanéとJ.M.Darleyの理論による緊急時の援助行動までの以下から1~5の意思決定過程の順序について、正しいものを1つ選ぶ問題です。 何か深刻な事態が生じているという認識 自分に助ける責任があるという認識 …