ブループリントには「半構造化面接」だけが示されています。
ですが、その他の面接構造も把握しておきましょう。
面接構造は大きく以下の3つに分類されます。
構造化面接:
あらかじめ設定された仮説に沿って、事前に質問すべき項目を決めておき、仮説の妥当性を検証するためのデータを統計的に収集することが目的であることが多い。
半構造化面接:
あらかじめ仮説を設定し、質問項目も決めておくが、会話の流れに応じ、質問の変更や追加を行って自由な反応を引き出すもの。
非構造化面接:
質問項目を特に用意はせず、被面接者の反応に応じ、自由に方向づけを行う。
多面的・多層的・全体的なデータを収集して、仮説を生成することが目的であることが多い。
これらが基本なので、しっかりと押さえておきましょう。
有斐閣の「臨床心理学」には「構造化の程度から見たアセスメント技法の特徴」という表が載っているので、それをこちらに示しておきます。
わかりやすくまとまっているかと思います。
代表例でも示されていますが、各面接構造に従った面接技法がありますね。
これを見ればわかるとおり、アセスメントにおいては非構造化~構造化面接までを状況や対象に合わせて活用していくことが明らかです。
【2018追加-34①】