調べてみたら、意外と知らないことが多かった自律訓練法です。
自律訓練法は自己催眠を用いた心理療法で、シュルツ,J.H.が開発しました。
(シュルツ→じゅるつ→自立、で覚えましょう)
重要な概念等は以下の通りです。
◎受動的注意集中
「両手が重たい」「両手が温かい」といった感覚は、あくまで受動的に感じるようにする。
◎言語公式
いつも同じ言葉を使うことで暗示効果が高まり、自己催眠に入りやすくなる。
公式は以下の通り。疾病によっては公式を省くことも。心臓疾患は3を省く等。
第1公式(四肢の重感):手足が重たい
第2公式(四肢の温感):手足が温かい
第3公式(心臓調整) :心臓が静かに打っている
第4公式(呼吸調整) :楽に呼吸している
第5公式(腹部温感) :お腹が温かい
第6公式(額涼感) :額が心地よく涼しい
姿勢には、仰臥姿勢、単純椅子姿勢(丸椅子)、安楽姿勢(背もたれ椅子)がある。