タイトルにある通り、秘密保持義務の動画を公開しています。
「秘密保持義務について(第2回)」では、秘密保持義務の例外状況について述べています。
自殺などの緊急事態、虐待が疑われる場合、直接ケアに関わっている専門家間の情報共有という3つの例外状況に関して説明しています。
それぞれに関連のある試験問題も併せて解説しています。
「秘密保持義務について(第3回)」では、第2回に続いて例外状況について説明しています。
法による定めがある場合、医療保険の支払いに関わる場合、クライエントが自身の精神的問題に関して裁判で提起した場合、クライエントの意思表示がある場合、などの状況について解説しました。
クライエントの意思表示に関しては、秘密保持義務という観点だけでなく、臨床的観点からの判断が必要になりますし、こちらの方が複雑です。
ご活用くださると幸いです。
なお、秘密保持義務に関する解説動画では、東京大学出版会の吉展著「臨床心理学の倫理をまなぶ」を活用しています。
興味のある方は、チェックしてみてください。