ご無沙汰しております。
タイトルの通り、DSM-5に関する確認テストを作成しました。
公開しますので、ご活用ください。
まずは作成しようと思った経緯について述べていきましょう。
公認心理師試験に向けて、個人的に勉強を教える際などに、DSMに係わる問題については「DSMの内容を覚えておいてね」と伝える以上のことはなかなかできません。
もちろん「なぜその診断基準が設けられたか」についてのストーリーを伝えることで理解を深めることは可能ですが、すべての障害でそれを行うことは不可能です。
つまり「覚えておくように」以外の教え方が難しい領域が、このDSMであると思います。
ですから、いっそのことそれに特化した確認テストを作成し、受験者各自がこれを使って自学してもらえると良いかなと考えました。
「俺はDSM完璧だから大丈夫」という人には不要ですね。
DSM-5を片手に解くのも良し、まずは解いてみて自分の力を確認するも良し。
ただその場合でも、解説を読むときにはDSM-5で確認しつつがよろしいかと思います。
これを機会に、一度DSM-5を読み直してみてはいかがでしょうか。
(私はこれを作るために全文読む羽目になりました…)
本確認テストは、以下のような枠組みになっているのでご承知おきください。
- 全56問。
- 制限時間は120分にした。文章が長くなっている選択肢も多いので、問題数は少なめだが公認心理師試験と同じ時間設定ということで。
- 「正しいものを1つ選べ」「誤っているものを1つ選べ」「正しいものを2つ選べ」などを混在させている。おそらく、これを読み間違えて回答してしまっている人もいると思うので、毎回きちんと問題文を確認する癖をつけるようにしてほしい。
- 一応、すべての障害について一度は触れるような形になっているはず。
上記を踏まえた上でご活用くださいませ。
ダウンロードは確認テストのページから可能です。