臨床的妥当性と内的整合性

タイトルの臨床的妥当性と内的整合性という組み合わせで、MMPIとYG性格検査を思い浮かべられることが大切です。 実はこの組み合わせ、臨床心理士資格試験で何度も問われているだけでなく、公認心理師試験でも出題されています。 …

公認心理師 2018追加-122

KABC-Ⅱについて、正しいものを1つ選ぶ問題です。 K-ABCの中身というよりも、その理論的背景をしっかりと押せえているかを問うた内容になっています。 単に「検査を取り慣れている」だけでは全ては解けないようになっている…

公認心理師 2018追加-138

4歳の男児A、幼稚園児の事例です。 事例の内容は以下の通りです。 2歳頃、単語が話せない、他児への興味を示さない及び視線が合いにくいという症状のため受診したがその後通院はしていない。 数字が大好きで数字用のノートを持ち歩…

公認心理師 2018追加-129

新版K式発達検査について、正しいものを2つ選ぶ問題です。 この検査は、Gesell,A.の発達理論に基づいた検査であり、京都国際社会福祉センター1951年に嶋津峯眞、生澤雅夫らによって、京都市児童院(1931年設立、現・…

公認心理師 2018追加-91

内田クレペリン精神作業検査の実施と解釈について、正しいものを1つ選ぶ問題です。 こちらの検査はエミール・クレペリンが創案した「連続加算法」を内田勇三郎が取り入れ、作業検査法として完成させました。 臨床心理士資格試験では、…

公認心理師 2018追加-90

次の各種心理検査について、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 この問題は採点対象から除外されています。 除外理由は「選択肢が不明確なため」となっているので、解説の最後にどこが「不明確なのか」について考えてみたいと思います…

公認心理師 2018追加-72

24歳の女性Aの事例です。 事例の内容は以下の通りです。 Aは最近、職場で不安や緊張を感じるようになった。 子どもの頃から成績は平均より上だったが、おとなしく内気な性格で友人は少なかった。 就職した当初は単独作業が多かっ…

公認心理師 2018追加-11

知的な遅れがなく、社会性やコミュニケーションを中心とした発達障害が疑われる児童に対して用いる検査として、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。 上記の要件、すなわち以下の全てに該当する検査を選択することが求められています。 …

公認心理師 2018追加-61

34歳の男性、会社員の事例です。 事例の内容は以下の通りです。 1年前、バイク事故により頭部を打撲し意識障害が見られたが、3日後に回復した。 後遺症として身体的障害はみられなかった。 受傷から9か月後に復職したが、仕事の…

公認心理師 2018追加-73

22歳の女性A、大学生の事例です。 事例の内容は以下の通りです。 アルバイトや就職活動で疲弊し、試験勉強がまったく手につかないとAは学生相談室を訪れ、公認心理師に訴えた。 Aは涙を流しており、事実関係は整理されておらず、…