公認心理師 2018-67

28歳無職のひきこもり男性の事例です。 各社の解答速報では、選択肢①もしくは③で割れているようですね。 この問題はかなり迷いました。 ただし迷ったのは①と③ではなく、③と④です。 参考にした資料は以下の通りです。 特別企…

公認心理師 2018-65

5年前に筋委縮性側索硬化症〈ALS〉と診断された50歳男性の事例です。 誤嚥性肺炎の既往があり、1年前に胃瘻増設術を受けて、現在は配偶者の介護により在宅で療養しています。 四肢の筋委縮と球麻痺があり、寝たきりで発声は不可…

公認心理師 2018-64

糖尿病の55歳男性の事例です。 治療を受けていたが、状態は増悪しているということで、生活習慣の改善を見直すことを目的に公認心理師に紹介された形です。 日本人を対象とした横断的/経年的疫学研究による糖尿病の発症危険因子とし…

公認心理師 2018-63

スクールカウンセラーからの心理検査実施依頼のあった13歳男子への支援に関する設問です。 特に「援助を開始するにあたって、インフォームド・コンセントの観点から」適切な対応を選ぶことが求められています。 同時に他機関と連携を…

公認心理師 2018-62

産業医から企業内の心理相談室を紹介された35歳女性の事例です。 事例内容から対応を判断していくタイプの問題ですね。 選択肢のうち4つが具体性の強い対応になっており、受験者は「そう判断するに足る情報があるか否か」の見極めが…

公認心理師 2018-61

行きしぶりがある10歳女児の事例です。 実際は行きしぶりがテーマになっている問題ではないですね。 解答のポイント 事例内容から適切な見立てを読み取ることができる。 事例内容が、DSM-5の診断基準のいずれに該当するかがわ…

公認心理師 2018-60

うつ状態で入水自殺しようとした33歳女性の事例です。 この問題自体は、特に臨床的な判断を求められているものではありませんね。 この問題で問われているのは、公認心理師の職域の把握だと思われます。 乱暴に言えば「分を弁えてい…

公認心理師 2018-52

教育現場における開発的カウンセリングで用いられる技法に関する設問です。 カウンセリングの役割として、治療、予防、開発の機能があります。 開発的カウンセリングは、治療モデルに代わる成長モデルによるアプローチであり、より意欲…

公認心理師 2018-59

3歳男児に対する虐待が疑われる事例です。 事例問題とはいえ、何かしらの根拠を持って臨むことが重要です。 本事例のキーワードは「リスクアセスメント」ですね。 解答のポイント 虐待のリスクアセスメントの問題であるという認識を…

公認心理師 2018-58(解説に誤りがあります)

ここの解説には誤りがあります。 改めて正しい解説を別記事として作成します。 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉に基づく処遇を問う設問です。 主に入院形態や隔離・身体拘束を行う際の規定について問うてい…